地域の力(産業)で、地域の子どもを育てる

東日本大震災で甚大な被害を受けた牡鹿半島。少子高齢化、過疎化、人口減少が加速する中、未来を担う子供たちを地域、学校、外部から育てていくプロジェクトです。

サッカー日本代表戦の余韻❗️

楽しかった日本代表戦 6月9日、宮城スタジアムで行われたサッカー、日本vsエルサルバドルの応援に招待された子どもたちの感想を聞いてみた。 小学校6年生から1年生まで総勢9名、サッカーの経験者も、試合を

もうすぐ学びの場も5歳!

牡鹿に学びの場をつくるプロジェクトも開始からまる5年がたとうとしています。 令和から6年目を迎えます。 中学生の学習サポートからスタート、小学生の学習サポート、体力づくりサポート、その他、地域の子ども

​震災が地域の課題を浮き彫りにした

​牡鹿(おしか)半島は宮城県石巻市の東部に位置する養殖業が盛んな自然豊かな地域です。

他の地域同様、少子高齢化、就労先不足などが地域存続のための課題に挙げられていました。

そこに2011年3月11日の東日本大震災でが発生。産業基盤、生活基盤を根こそぎ破壊されました。5年以上過ぎた現在でも高台移転が完了しておらず仮設住まいの住民が多くいます。特に子どもたちを取り巻く環境も大きく変化しました。

震災前の地域の人口約4500名が現在約2500名(43%減)、小中学生においては震災前約320名いた児童数が現在130名弱(60%減)と5年間で半数以下に減少しました。少子高齢化もありますが明らかに震災により人口減少が加速したと言えます。

※平成29年度の牡鹿半島の小中学生人数:合計115名

※平成30年度の牡鹿半島の小中学生人数:合計約100名(前年度より13%減、震災前と比べると三分の一以下に減少)

プロジェクトを発足。そして、何を目指すのか

​私たちは個々の課題ごとに分けて考えるのではなく、人口減少、産業振興、子どもたちの学習環境整備などの対策を一連のまちづくり、地域コミュニティ再生として捉えて議論を重ねてきました。

そこで生まれたのが「牡鹿に学び場をつくるプロジェクト」です。

地域の力(産業)で、地域の子どもを育てる

をスローガンに準備を進めてきました。

このプロジェクトは過疎地域において持続可能な仕組みづくりの一つのモデルになると考えています。