新しい集会場の基礎ができました。
現在使用している大原浜生活センターが、新たに建設されている牡鹿支所大原出張所の隣に計画され、その基礎工事が進んでいます。
新しい集会所ができるのは嬉しいことなのですが、学び場プロジェクトとしては少し困った事もあります。
大原生活センターは子どもたちに関わる活動の拠点として牡鹿の子どもたちのためにと地域の方々も最優先で場所の使用を認めていただき、日々あたたかく見守っていただいています。
新しい集会所は復興予算で建設されるため、完成後は現在の建物は取り壊される予定です。
そこで私たちの今後の活動がどのように変わってくるかを考えてみました。
一つ目は集会所の管理は地区で行っているのですが、これまで市からの委託で管理していたのが、今後は委託費がカットになる予定です。つまり使用料からすべて捻出することになり、これまで地域の子どもたちのためにと無料でお借りしていましたがそれも難しくなります。
二つ目は牡鹿半島は震災後、仮設住宅から高台移転が進む中、子どもたちの活動で使用できる場所がありません。大原地区ではこの生活センターしかありません。地域住民の減少から今後新たな場所が作られる可能性もありません。
このような状況で、今後の活動を考えた時にこの生活センターを壊さず残していくことが必要です。
子どもたちの人数はどんどん減っていきますが、だからこそ子どもたちの活動で自由に使える場所が大切になってきます。
大原小学校のすぐ下という立地条件もとてもすばらしい。
これから市を通して要望をあげていきたいと思いますので、皆様の応援よろしくお願いします。
一度行政側との意見交換を行ったのですが、現行の制度では自治体の裁量では取り壊し予定の建物の使用を認めることはできないという回答でした。その突破口を見つけたい! 詳しい方がいらっしゃいましたらアドバイスお願いします。
☆牡鹿に学びの場をつくるプロジェクトの運営は
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行われています。
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