高校受験を終えた子どもたちに聞いてみました!

学び場に参加している子どもたちを含め牡鹿中学校の生徒は全員高校に合格し、今入学の準備と高校ごとの課題で結構忙しいところだと思います。
学び場でも今年度を振り返る意味で子どもたちに以下の内容で考えや感想を聞いてみました。
①氏名
②学び場に来て自分が頑張ったこと。
③学び場に来てよかったこと、楽しかったことなど。
④高校へ行ってやってみたいこと。(自宅から通学かどうかも教えてください)
⑤牡鹿地区、自分の住んでいる浜がこれからどのようになってほしいか。
 そして後輩に期待すること。
⑥将来は牡鹿に戻ってきたいかどうか?そしてその理由は?(これは現時点での考えです。)
それではご覧ください。
①七海です。
②学び場に来て自分が頑張ったことは自分の苦手な所を分かるように勉強しました。
③学び場に来てよかったこと、楽しかったことは勉強している時に疲れたりやる気が出ないかったりすると他の人と一緒にお菓子を食べたりと気分転換できて勉強がスムーズに行ったことです。
④高校へ行ってやってみたいことは、資格など沢山とる機会があるので何事にも挑戦したいです。
⑤牡鹿地区、自分の住んでいる浜がこれからどのようになってほしいか。
 そして後輩に期待することは震災前よりもっと賑わい、観光客が沢山来てくれるようになってほしいです。そして後輩にはこの素晴らしい自然を壊さないようにし、地域の人々をたくさん笑顔にしてほしいです。
⑥将来は牡鹿に戻ってきたいかどうか?では戻って来たいと思います。なぜなら育ってきた自然を忘れられなくなると思うし、都会ではできない体験をいろんな人に教えたいからです。
①齋藤光です
②学び場では主に入試に向けての勉強やテスト勉強などをしました。
③勉強を友達同士でやってお互いに高め会えたこと
④高校では友達を作るのと部活で仲間と一緒に目標に向かって頑張りたい 自宅からバスです
⑤牡鹿が昔のように活気がある街になって欲しい 後輩には今を楽しんで欲しいです
⑥将来は1度はほかの所に行ってそこで経験とかを積んでそうしたらまた牡鹿に帰って人の役に立ちたいと思います
 お母さんからのコメント:もっといろんな人に学び場があるって事を知って欲しい
 以上二人の感想を読んで学び場をやって良かったと私自身が実感しました。
 学び場では勉強だけではなく地域のことを考える機会を子どもたちに提供したいという目的もあります。
 この二人は牡鹿の豊かな自然を理解していますし、自分が外に出ていろいろな経験を積んだのちに、また牡鹿に戻ってきたいという気持ちも持っています。
 また後輩たちへのメッセージの中に自然を壊さず、地域の人を笑顔にしてほしいと書いてありました。これは牡鹿中学校で推進している「笑顔創造プロジェクト」の成果だなと思いました。このプロジェクトは中学生が離島に出向き浜の清掃活動を行った後、侍ソーランという踊りを全員で披露し、島民を笑顔にするというものです。(別の機会に詳しく書きたいと思います。)
 これを見て学び場の方向性は間違っていない!
という自信が持てました。マネジメントはまだまだ問題がありますが。(笑)
あと数日で今年度も終わります。そして来年度は元号も変わり特別なスタートになるような気がします。
学び場も子どもたちとともに少しずつ進んでいきたいと思います。これまでも多くの方に支えられてきましたが、さらにこの輪が大きくなるようにご協力ください。
(文責・伊東)
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