初めての小学生!
学び場で漢字検定試験を実施する前に一か月間、漢検対策に来てくれた小学生が数名いますが、
正式に小学生の学び場を始めての第一号は!
小学三年生の男の子。
算数が大好きと言っていたが、国語と英語も頑張りたいと言っていた。
やはり今の小学生は英語に対する関心が高い。
「英語も大切だが、その前に国語と算数の学習習慣を身につけてからだね」
と話しながら1学期の復習を1時間。
勉強の合間に将来の夢を聞いてみた。
「大工さんか、おもちゃメーカー」と現実的な答えが。
おじいさんが大工さんで小さいころから見ていたらしい。おもちゃはレゴが好きでいろいろ作っては楽しんでいるとのこと。
彼はモノづくりに興味があるので、その部分を伸ばしてほしいな。
「身体を動かすことはどうなの?」と聞いてみると、あまり得意ではないらしい。
というより震災後、牡鹿半島の小学生は仮設住宅や高台移転のため自宅と学校の間はスクールバスで移動している。学校が終了するとすぐにバスで帰宅となる。放課後に校庭で遊んで帰るとかができないのである。中学生になれば部活動が入ってくるのでまだいいのだが、小学生に関しては身体を動かす機会が減っているのである。
今度、早めに学び場に来て小学校の校庭を借りて遊ぼうと約束した。
こんな感じで、とても楽しいスタートを切ることができた。
小学生が帰った後は中学生の時間。
この中学生たちもとても個性豊かなんですけど、この話はまた次回!